(3)子供に餌を運ぶ
2009/01/24
ベニツチカメムシは、ボロボロノキの実(み)だけが餌(えさ)になります。ですからベニツチカメムシはボロボロノキが生えている場所(ばしょ)にしか生活できません。日本では九州でしか見られません。
先生が研究されている場所は、佐賀県神崎市の日ノ隈山です。
3人の子どもを育てていたアメリカのリサさんが、一番下の子が3歳になったので、研究を続けたいと佐賀大学の大学院に入学されました
リサさんが発見したのでしょうか、先生の研究室で、母親が子どもにエサを運んでいることを発見。カメムシの仲間は、世界に一万種知られているが、給餌(きゅうじ)行動するベニツチカメムシは、世界で初めての発見だったようです。
リサさんは、「このカメムシは、子供に餌(えさ)を運んでいるのよ。まるで、日本人のお母さんの
ようだわ」「アメリカ人の母親はこんな過保護(かほご)な世話(せわ)はしないわ」と叫んだそうです。
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関連ロケーション
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[日の隈山]
記事一覧
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